サンタの失態;もうギリギリか?


(※俊哉の手紙より、サンタさんへ、お願いのお手紙。何巻を買って欲しいのか、丁寧に挿絵付きで書かれています。きっとサンタさんもこれを見たら楽しい気持ちになるだろうなぁ)
今年の12月は面白い俊哉の一言で始まりました。
「みんなはパパやママがサンタのプレゼントを持ってくるんだと言ってるけど、本当?パパやママがいつもプレゼント買ってくれてるん?」
私は俊哉の様子を探りながら、夢を壊さない一言で決めた!
「サンタは信じてる間しか来てくれないよ」と。
俊は「よーしっ!俺は信じるぞー!」と私の顔をチラ観した(笑)きっと少しの勇気が必要だったんだろうと感じられる表情だった。
それからツリーを飾り、サンタさんに手紙を書いていた。くつしたを出してきてツリーの下にみんなの分を決めて置いたのも俊だった。
俊はスラムダンク完全版のマンガの欠けている巻が欲しいと言っていたので、ある時はAmazonリユースを購入したりして、コツコツと買いためていた→私。
と・こ・ろ・がっ!見つかってしまったぁ”;ガーン
隠して置いてあったものを見つかってしまったため、苦し紛れに
「最近俊が頑張ってるから、実はサンタさんに頼む前から、ママが俊に買ってあげていたものを、2学期の成績を見てプレゼントしようと思っていたんだよ。」と話したら、俊はキラキラと「ありがとう!」と喜んでそのマンガをまた元の場所に隠しておいてくれた(笑)
もちろん「足りない部分はサンタさんに頼んであるから」と付け加えておいた。

(※お願いが可愛くて拡大)
今年のサンタはギリギリだ!来年はもう信じて貰えないかもしれない。
でも子供の夢を壊さないように、親は色々と努力していると思う。
ちなみに私のサンタさんはおばあちゃんでした。母は変な宗教に入っていたので、そういう年間行事の類は一切しなかった。お年玉もなし。クリスマスも無し、つまりケーキも食べない。七夕も無し。バレンタインも誕生日すらも祝わない。
エ(P−)バの証人という宗教が祝うのは、名画「最後の晩餐」で有名なあのシーンの日だけ。ちなみに(P−)はホですが、この宗教に限らず、そういう宗教団体には必ず裏の組織があって、邪魔な人物を神の命令とか、そういう大義名分を付けて事故とかに見せて暗殺したりするらしいので、まるで映画のような話だけど、実際にある怖い話です。そういうのは避けたいです。
酵母パンとワインを飲んで祝うだけ。子供達には何の楽しみも無い、味気ない1年。
子どもの頃は本当に周りがお年玉いくらもらった?とか、クリスマスプレゼント何だった?とか、無邪気な会話にも入れなかったし、地域の七夕のイベントや行事にも参加できなかったけど、母親に気を遣いながらも、クリスマスや誕生日には、祖母がプレゼントを買ってくれたのがとても嬉しかった。
子どもにはそういう愛が必要なんだと思うから、クリスマスは頑張ってしまうなぁ。
起業して仕事をしてた頃は、羽振りも良くて、結構色々と欲しいものは何でも溢れるほどに買い与えていたけど、今は厳選して子供の喜びそうなものを考えて、パパとママからのプレゼントと、サンタさんからのプレゼントと、クリスマス会その他のプレゼントを数個選んでいる。
普通だ!私は、とってもこの普通感が気に入っている。
12月はクリスマスだけでも結構子供達はプレゼントを貰ってます。俊や玲や嘉奏子が大きくなってこの本を読む時、パパもママもどんな気持ちでプレゼントを選び、子供達の「夢」を守ろうと頑張ってるか…少し伝わると良いな。
そして俊哉が言った「ママ、今はお金がない時期だから、オレApple(英語)辞めようと思う。500円払うのもったいないし、楽しいけど英語話せるようにはならないから、代わりに浜風(の英語教室)に行くわ!」
自分で決めていけるようになったかぁ〜(涙;)偉いなぁ!
ちゃんと自分に必要なものを選択できる力がついて、偉いなと思いつつ、嬉しいのです。俊はしっかりとしたお兄ちゃんに成長しました。