俊の悩みと不調

俊が変だ!食欲も落ちてる、やる気も無くなってきてる、「来年にはサッカーを辞めたい、疲れた。」
そんな言葉が出てる。ダラダラしている。やっぱり変だ!
私は自分のことで結構大変でもあるのだけど、部屋の掃除とか片付けとか、地道に頑張っていて、少しずつ結果も保ちつつある。
もちろん完璧にできていないけど、以前よりは断然マシなのが喜ばしい。
でもゆとりが無くなってる。俊のことは気になりながら、話をしても理解してあげられなかった。
でも昨日はパパが短い時間でも俊の心に届く会話で、俊の悩みを聞き出してくれて、本当に凄いな!と思いました。
パパは凄いなあ。ほとんど一緒に居られないから、子供たちは寂しい思いをしているけど、それでも一緒に居られる時は、とてもうれしそう。
いつもパパに何をしてあげようか?と考えている嘉奏子や、一緒に遊びたい俊や玲君。子供たちもパパ大好きです。
ところでクラスが変わって、親友の2人と別のクラスになっちゃって、一人になってしまった俊は、一緒に遊ぶ友達が心無い言葉を口にするのが辛くて、いじけていました。
「親友と呼べる人がいない。」
私にもちゃんと話をしてくれました。
「ママも俊と同じ思いをしてたよ。人の悪口を言う人はね、レベルが低いんだよ。
例えば小学校6年生になるにはね、小学校1年生から2年生になって、2年生の勉強が終わったら、次は3年生の勉強をしてって、順番に飛ばさずに6年生までやっていかなくちゃ、いきなり1年生が6年生の勉強はできないんだよね。
俊の心のレベルが6年生だとしたら、悪口を言う子は未だ3年生なのかもしれないね。
でも6年生が3年生に6年生の勉強を教えても、同じレベルでは勉強はできないんだよね。
やっぱり3年生の次は4年生の勉強をしてって、順番にやっていくのね。
生まれた年が同じでも、心の年齢は人それぞれなんだよ。
だから悪口言われて、嫌な思いをするけど、悪口言う人は放っておくしかないんだよ。言ってもわからないんだから。
でもそんなの言われたら気分悪いわあって言ってやったら良いんだよ。
それを言って暴力受けたり、嫌な思いをするなら、言わなくていいし、相手にしないんだよ。
俊は偉いと思うよ。」
そして寝る前に「パパもママも俊のこと愛してるよ!」
と伝えました。
俊は納得した様子でした。少し嬉しそうでした。認められるということは大切だと思います。特に俊のように悪意はなくて、優しい子は攻撃されやすいと思います。でもそれをサラリとカワセルようになるのが人としての器を大きくする修行です。
頑張れ!俊哉。そしてちゃんと俊と向き合ってあげられたのは、パパと俊の会話があって、言葉を引き出してくれたパパのおかげだなと思っています。ありがとう。