春の小さなお茶会


小さなお茶会を開きました。こうして小さなお茶会をして、お饅頭1個で食欲を止めるとか、そういう工夫をしております。温かいお茶と一緒にスイーツを頂くと、意外と1個で満足できる。普段なら5個くらい全然ヘッチャラで食べれます。
って自慢げに言うことじゃないんですけど、最近は流石にそういうことはしなくなりました。時々暴食モードに入ると、自制するためにも小さなお茶会を開いております(笑)
今回のダイエットは、特に骨盤のズレがひどく、整体へも時間的に行けないので、かなり腰の違和感に苦戦しています。
春なのでピンクの萩焼のお茶碗を選んでみました。もう1つは藤の花のお茶碗です。もみじ饅頭は、あんこが抹茶です。ちょっと季節を先取りですが、新緑の季節と、新茶を掛けて選んでみました。
お饅頭のお皿は、桜の七宝焼きで、季節感バッチリ!子ども達はお抹茶が大好きで、時々こうしてお茶を立ててあげるととても喜びます。
長男の俊は正座姿も様になっていて、お茶の先生から入門のスカウトのお声を掛けて頂いたこともあります。
祖母が痴呆症と診断されて、最近また介護指数が上がり、老人介護施設に入っているので、祖母が愛用した茶器や茶道具などを母に頼んで送ってもらうことにしました。
母は全く風流を理解しない人で、使い込んだ味の出たマイセンのティーカップ&ソーサーを「よく使って汚くなった」と言って全部捨てたり、お茶碗の銘柄が刻印されている桐の箱を焼いたり、いかに安く買えたかというのを誇りに思う人です。
どれだけ大切に使ったか?どんな職人さんが技術や思いを込めて作ったか?などに思いを馳せる人ではない、私や祖母とは全く別のタイプの人なんですね。
価値観が違うということで、ビックリすることの連続でしたが、これ以上色々と想い出の品を捨てられては困るということで、祖母に了承してもらって、送ってもらうことにしました。
母は私の出産祝いに祖母が贈ってくれたお雛様のセットも焼いた人です。他にも曽祖父から頂いた高級家具の応接セットを単品にバラして別々の人にあげたり、人にあげる時にいかに恩を売るかを考える人で、物の価値を大切にするより、応接セットの机と長椅子と椅子2脚をそれぞれ別々に使ったり、椅子1脚だけを別々の人にあげたり、理解できないことをします。
何でかな?音楽学校を卒業させてもらって、ピアノの先生もしていたのにね。それに私が尊敬する祖母の子なのになぁ・・・??どう間違って?あのようになるのかしら?もう笑うしかない暴走ぶりで、実はこういう話はネタが尽きないほど、もっと凄いこともしています。
心のゆとりなのかな?でもよく観ていると彼女自身の「性分」だろうなって思うなあ。彼女の育った環境なのかもしれないなと思います。彼女は小学校の教師として忙しく働いていた母に代わって、彼女の祖母に育てられたので、彼女の祖母の気質を受け継いでいることもあり、環境によっても大人に学んだところが大きいように思われます。
我が子ども達よ、どうか日本の心を知る、趣を味わう大人になって下さい。そこが私自身に責任を感じるところでもあります。子育てって、ゆとりを持って接したいけど、あまり気を抜けないのも事実です。危険は沢山あるし、子ども達の成長の速度は速いし、それに一人ひとり個性が違ってて、本当に面白い。
そしてそんな個性をノビノビとできれば伸ばせる環境や物や経験を与えたりするためには、沢山の情報を集めて選んだりする訳で、今日も子ども達と一緒に外を駆け回ったりもするんですよね。

嘉奏子のために家にあったハギレやレースを少し買足したりして、リカちゃん人形のベッドとお布団を作ってあげました。それからベッドは工作しました。
小さな頃は、祖母の家で一人お人形ごっこして遊んでいました。
先日嘉奏子が「つまーんない」って可愛らしく言いました。私が一緒に遊んであげなかった(仕事ばかりしてた)から。でもね、日ごろ使わない言葉をどうやって覚えたのかしら?って疑問だったのだけど、リカチャンのDVDに1回だけ出てきたのを観て、こんな一瞬の会話も見逃さずに、自分のボキャブラリーにしていっている嘉奏子に関心しました。子どもの成長って本当に凄いです。
子供は周りの状況や色んな会話をとても良く吸収しているってことですね。