涙の目覚め


昨夜はキッズルームで子ども達が遊ぶ中、少しストレッチができました。このポーズは肩こりとか、ダイエットを加速するのに役に立っています。全く使わない筋肉みたいで、ちょっと真剣に20秒ほどポーズをすると、スグに筋肉痛になります。
私がサイゼリアで必ずオーダーするのが、モッツアレラチーズとトマトのサラダです。叶姉妹も毎日食べていらっしゃるそうですよ。カロリーとか気にしなくて良いなら、Wサイズを一人で食べれるんだけど、俊と奪い合いながら、何とか2分の1皿食べました。オリーブオイルも美味しいんだよねぇ。ちなみに今ダイエットしています。

今朝は涙を流しながら目が覚めました。結構夢を見る方です。正夢とか予知夢とかも見ます。今日の夢は私の祖母が見せてくれたような気がします。
現実には、祖母は8年前に他界しましたが、最後の最後まで私を気遣って、季節が違うのに「裏の庭にイチジクがなっているから採ってきて食べられー(岡山弁)」とか、「本棚のところに小銭を貯めてる缶があるから、あんたにあげるわ。通帳は全部お母さんが盗ってしまったから、あんたにお小遣いをあげられんのんじゃ。」とか、本当に最後まで私のことを気遣って愛してくれました。
いつまでたっても祖母の中では、私は可愛い孫だったねぇ、おばあちゃん。友恵は本当におばあちゃんの事、感謝してるよ。
でも夢の中ではこうでした。祖母は痴呆症にかかっていて、私のことも誰だか解らないのです。全く他人のように、自分の世界にだけ生きているかのようで、私からの思いも届かないかのようにも感じられました。もう私のことも解らないのか、と思ったら涙が出ました。目が覚めました。
思いが通じ合うって、とても大切だな。祖母は最後まで意識があって、私はラッキーだったんだな。って思ったんです。最後までお話してくれてありがとう、おばあちゃん。ありがたかったなって思ったら、涙が出ました。
こんな夢を見たのには理由があります。母方の祖母は健在ですが、退院してから介護付き老後施設に入所しました。小学校の教論を勤めあげた人ですから、退職金や年金もしっかりもらっていて、一人暮らしをしていても悠々自適に毎日高島屋を闊歩して過ごしていました。
常連なので顔が利いて、つけとかもあったみたいで、バスにも無賃乗車や無賃飲食したり、痴呆症が進んでからは母や父が世話に手を焼いたこともあったようです。それもあって、本人の意思とは裏腹に母が勝手に契約して入れてしまいました。
私の知らないところで、我が家の目の前の老人介護施設に入れる話も勝手に進めていたようですが、流石に父が母を叱ったそうです。後から耳にして私も驚きました。私は近くに来てくれるなら喜んで毎日でも会いに行くけど、勝手にそういうことを決めようとして話を進めていた母は、あの人らしいと思いました。そういう人です。
それはさておき、祖母のことが気になっていたので、母に電話を入れました。施設に何度電話をしてもつながらないので、どんなところに入れてしまったのか?と心配したのです。私は責めていないのに、母は自分の言い訳ばかりしていました。少し負い目を感じているのかもしれません。
私の友人も旦那様のご両親のことで悩んで、私に話をしてくれました。3ヶ月くらい前のことです。彼女の場合は、長男ご夫婦がいらっしゃって、自分は次男の嫁という立場なのですが、子供の居ない自分達に世話が回ってきそうという微妙な兄弟間の譲り合いがあって、長男ご夫婦の離婚の話も出たりして、どうしても自分達に回ってきそうという話で、親の老後ということについて考えたりする、そろそろそういう年なんだなって感じました。
もちろん各々の事情があり、悠長な問題ではありませんが、最悪の状況を考えれば、やはりどんな状況もありがたいなと思ったのです。それが今朝見た夢の答えでした。色んなことがあったので、母を怨む気持ちがありましたが、自然と融解したような気がします。母はそういう人なんだと割り切れる。人の老化と死を目の前にして(夢ではあったけれど)、こだわりとかそういう気持ちは不要なんだと思いました。
思いやる気持ちを諭されました。