タイムカプセル(2001年のメモより)


子供が好きなココットを食べています。ウインナー、コーン、ブロッコリー、パンの耳、チーズ、生クリーム、子供が好きなものばかり。いつもママが作ってくれるご飯は美味しいと言ってくれるけど、今日は残り物の工夫作です(笑)
夜に仕事部屋を整理していて、懐かしいものが出てきました。10年前の手紙。マダマダ沢山有るんだけど、一部だけを子ども達のために、ここに綴って残しておこうと思います。
2001年10月6日「家庭を築くのは小さな幸せ」ですが、温かい家庭を築けるでしょう。(省略)彼のことをとても愛しく感じ、自分の命が、もっと背伸びして、更に成長していくように促される。彼の存在は輝いていて、私は目が離せない。何でコンナに好きなのかな?もし結婚したら、何年かしたら、子育てに追われてこの気持ちがどこかへ行ってしまったりするのだろうか?私も彼もそれを望んではいない。とても才能のある可愛い男の子が生まれる。彼に似て素敵な子に育って欲しい。
(実はこの頃色々とお互いにそれぞれ思うところがあって、私は霊感がある方を上司から紹介されて、ついていったことがあり、一緒に相談にのってもらったことがありました。)
2001年10月10日相変わらず仲良く○○ライナーで帰っています。最近とても悩んでいるようです。ポツリポツリと、苦しい気持ちが言葉に出てきて、疲れてるんだなあって感じます。
2001年10月20日一緒に「にんにく屋」でカルボナーラとサラダを食べた。「一緒にカーテンを選んだり、家具を選んだりしよう!」っていう言葉が凄く嬉しかった。意外な一面をまた1つ見つけた。
十字路でバッタリ会ったのも嬉しい。天使があわせてくれたと思う。二人共ニッコリ。
彼、いよいよお疲れモード、友は心配。一緒に花を植えたり、樹を植えたりしたい。そういう老後も好いなぁ。

2001年10月21日友と彼は似たような考え方をする◎私は子供ッ気が全く無いが、彼は溢れるほど有るので子供に恵まれるだろう◎
悪い相性が見当たらない◎48歳は私の節目。彼は胃が50%のパワーで消化不良なので温めてあげてとアドバイスをもらいました。彼がプロディーサーで、私は従っていればとても良い結果になるそうです。彼はとても落ち込むので、私が力になって負担を減らしてあげようね。っていうのがアドバイスだったようです。
→でもなぜだか?11/9には、私のほうから、お互いに大人として割り切りましょう。と別々の道を歩みましょうね的な話になっていき、12/11には彼からの手紙に、「大切な人へ」から始まって、(中略)いつまでも信じて愛していて下さい。幸せにします。と続きます。
→そして10年後、私は幸せになりました。何度も流産をしたり、不妊治療をしたりしたのは過去の話、今では3人の子ども達にも恵まれ、本当にパパのことが大好きです。幸せにしてもらっています。本当の完成形での幸せではないかもしれないけど、溢れるほど愛しています。子ども達も同じ。
「愛」があるから幸せなんだ。ありがたいな。また将来を同じ方向を向いて歩き出した今、10年前より穏やかに、それでも私の気持ちは以前と変わらず、今でもパパのことが大好きです。尊敬しています。
無理やり自分から、頭で理屈ばかり考えて離れようとした時期もあったけど、本当の自分を解放するなら、10年先も一緒に居たい。リタイアしたら一緒に花を植えたり、一緒に海辺を散歩したりしたい。
10年経って、片づけをしていて出てきたメモたち、思い出のカプセルの一部を日記に残して、後は捨てようと思います。温かい想い出に背中を押されながら、前を向いて一緒に歩いていきたいなと思います。感謝を込めてありがとう。