メイクも落とさずに昏々(こんこん)と眠る


一昨日から、自分の人生に思いもよらないことが色々とあって、今日は色んな悩みを抱えて、相談役のところへ会いに行ってきました。この予定は8月から決まっていて、その前日に思い悩むことが起きて、丁度良いタイミングでセッティングされていたかのようなスケジュールでした。人生は数ヶ月前から、作られていると思うことがあるんですけど、今回もその類だなって感じです。

私の心は憔悴(しょうすい)しきっていました。愛されている、自分にはふさわしくない分不相応な温情を掛けて頂いて、「共に築いていきたかった」私の気持ちとは裏腹に、自分の無力さが辛かった。やり方がまずいのか?道を踏み外してしまったのか?先が開けてこない。そんな閉塞感の中で、ただじっとしているなんてできない私には、四方が真っ白なドアの無い箱に入れられているような、足元しかない漆喰(しっくい)の上にじっと立たされているような気持ちで、毎日がいたたまれないばかりか、この天から下りてきた蜘蛛の糸のような温情がショックでした。

人生においてのスタンスで、ライフワークというか仕事に関して、経済的な面からも打開策や何とか道を開きたくて、色々と模索を続けているところです。これはもうずっと永い間、そうしてきました。最後にハンマーで頭を殴られたような衝撃が心を揺さぶり、昨夜は本当にこらえきれずに夜中、子ども達が眠っている横で涙を流し続けました。こんな時はとにかく泣けるだけ泣いて涙を流しきった方が良い。
昨日はレディスデーの半額クーポンを持って、ビヨンセ桑田佳祐さんや山崎まさよしさんのBESTアルバムをTUTAYAでレンタルしてきました。子ども達はバカ殿とか仮面ライダーのDVDを選んでいました。いつもリラクゼーション系の音楽を掛けて眠るんだけど、今日は特別桑田佳祐さんの曲をリピートして眠りました。
人を愛することって、とても切ないです。こんな感情を持ち続けられるなんて、きっと最高のパートナーなんでしょうね。彼をとても尊敬しています。私はフェアな立場で居たかった。人生には、生まれ持った色んなハンディとか、あるんだなって感じています。私は大きな荷物を背負って、それを独りでひっくり返そうとしている。私には後ろ盾はないけれど、友人には恵まれていると感じる。捨てる神有れば拾う神あり、ありがたい。
今回のことで、自分をしっかりと持っている私にも、大きな人生観の変化が起きている。子ども達に対しても、自分のこうありたいという理想のママの姿を、感謝と愛情という裏づけを持って、より真剣に実現していくように心に決めたところがある。
とにかく数日前から疲れる。その疲れ方が異常なほどで、今日はピークだった。自分と人生に向き合って、答えは出ていないものの、感情が大きく揺れたからなのか?とても疲れてメイクも落とさずに昏々と眠ってしまった。多分子ども達よりも先に寝てしまった。リビングにもキッチンにも灯りが煌々と付いていて、子ども達は顔に絵の具をつけたままベッドに重なるように眠っているし、リビングには昨夜遊んでいた折り紙や、クレヨンや絵の具がそのまま放ってある。
目が覚めたのは5時、お陰で一人でお風呂に入り、本を片手に半身浴をし、かかとのメンテナンスをし、マニキュア(manicure)も綺麗に塗りなおして、ブログを更新している。とてもスッキリとした気分で、自分の中に目標のような小さな答えも浮かんでいる。スッキリとした1日のスタート。これは今日という1日が始まるだけじゃなくて、今日という1日からスタートする新しい人生のスタートなのかもしれないと思えるほど、スッキリとしている。何かが少し変わってきた。これからある変化の前触れなのかな?