心掛けて笑っていたいなと思う


2003年8月20日カメラ目線の俊です。生後5ヶ月でも、1歳3ヶ月になった嘉奏子より体重もズッシリと重かったです。

生まれてきてくれてありがとう。俊は毎日ママを癒してくれて、どんな時もとてもパワフルで、天使だと思いました。
話は変わって、昔パパと一緒に住む家を探して、分譲マンションを一人で見学に行った事がありました。当時の年収は大して頂いていませんでしたが、学校法人に勤務していたことなども安心材料だったのか?この年収なら銀行のローンの審査は通るから、あなた一人でも購入は可能だと言われました。でもマンションの収納が小さかったのと、あまりピンとこなかったので、購入は辞めました。
もう1つの理由としては、当時末期癌だった祖母の看病のため、大阪に部屋は残しながらも、祖母の下に戻って看病等々していました。その時に、マンションルームを見学した時に、担当者ではなかったものの、私を見かけて一目ぼれしたという不動産業の社長さんから電話が掛かってきたことでした。最初はマンションの購入の意志を尋ねられ、私が見学したマンションを買う気がないことを伝えると、一旦電話は切ったものの、また掛かってきて「実は…見学に来たあなたを見て、一目ぼれして…」という話で、「アンケートに彼氏と一緒に住む部屋を探していると書いてあったのも見たのだけど、どうしても諦められなくて本当はしてはいけないことだけど、電話を掛けた」等々話始めて、最後に驚いたのは「マンション買ってあげようか?」って言われたんです。
え”ぇ〜?そんな簡単にマンションを買って上げようかって、言う人が居るんだなって、ショックを受けました。相手がどんな人かも知らないけど、要するに恋人とか愛人になって欲しいってことだよね。そういうお話はお断りと思って、早々にお断りして着信拒否しました。それから何度か掛かってきた履歴が見られたけど、諦めたようでした。
「マンションを買ってあげる」これには驚きました。家は自分で買うものだよね。そんなこだわりは変なのかしら?人生の中で共に築き上げてゆくのが夫婦・パートナーだと思っていたから、ポケットマネーからマンションを買ってあげるというお話は、私にとってかなりショックだった訳です。
全然面識も無い人から、そんな声の掛け方をされても何とも思わないけど、共に歩んでゆく人からそう告げられたら、私は別れようって思ってしまう。その人の重荷になった気分。負い目を受けたり、返せない程の御恩を受けるのは心苦しくて、できないなぁ。反面、愛が再燃して、お互いに共に歩んできた日々に感謝と愛おしさを感じるこの頃、恋するってことは切なくて苦しいってことを再び思い出させられている。恋とは関係ない、穏やかな日々から一転、人を好きになって、感情が動き出すと自分の感情と理性がせめぎあう、それが苦しい。
せっかくの新居購入という楽しい日々が、思いも寄らないことで、空虚な作業になり下がってしまった。どこで間違っちゃったんだろう?何で邪魔されちゃうんだろう?頑張っているのに、コツコツと積み上げてきたのに。何度も壊されて、形にできないの。何がいけないのかな?あまりにも疲れて、動きが鈍い自分を奮い立たせているのも力が要る(笑)心掛けて笑っていたいなと思う。