友人と過ごした静かな真夏日の1日




今日は東京に住んでいる友人が、久しぶりに大阪にやってくるということで、時間を調整して会おうってことになって、3年ぶりくらいの再会をしました。私が独身の頃、血液検査所で、血液検査技師のアシスタント業務をしていた頃の仲間で、寡黙で秀逸な知能を持ち、更に静かな向上心と遊び心を秘めた、とても尊敬する友です。
阪大の大学院を卒業されているので、こちらに友人がいらっしゃって、今回は大学の教授のお宅で、花火大会を鑑賞しながら、久しぶりに大学時代の仲間の方との交流を楽しみにしているとのことで、その前に少し早く大阪入りして、会う時間を作って声を掛けてくれていました。
8/8(土)は淀川の花火大会だったので、今日は夕方から混むなと思ったし、既にお盆の帰省で交通の便が混んでいるのもニュースで耳にしていたので、ワザワザ私の家の近くまで来て下さるという申し出をして下さったのだけど、それでは逆方向になるからと、私の方から足を運んで、阪急電鉄に乗って、蛍池で待ち合わせをして、一緒に宝塚の1つ手前の駅、清荒神きよしこうじん)まで行きました。
昔から京都のお寺を一緒にお散歩したり、庭園を鑑賞したり、本当に穏やかな遊びを二人で楽しんでいましたから、今回は真夏の炎天下だけは覚悟しながらも、一緒に清荒神清澄寺きよしこうじんせいちょうじ)へ足を運びました。駅前から参道があり、石畳で続く1.2kmの緩やかな昇り道を一緒に上って行きました。たまたま彼のスケジュールの関係上、阪急沿線にあるお寺を調べたら見つかったお寺でしたが、参道からは静かに、このお寺の信仰や繁栄が感じられ、楽しみながら登って行きました。
俊は途中のお店で懐中時計を見つけて欲しがったので購入し、私も同じお店で、写真にも写っているピンク色のシルクのストールを購入して暑さ対策にしました。俊は喜んで、懐中時計を開いたり閉じたり、時間を聞いたり、本当によくハシャイでいて、物静かな彼の前で恥ずかしいくらいでした(笑)
立派なお寺が建立されていて、七福神の中の布袋様が奉られていらっしゃるとのことで、先般の信貴山からつながって、何とも不思議なご縁というか、ここでも七福神の朱印を頂いて帰りました。興味が湧いたので調べてみると、奈良の七福神や兵庫の七福神や、京の七福神等々、それぞれの府県についてあるんですね。恵比寿様、大黒天様【裕福の神/兵庫県津名郡:蓮台山八浄寺】、毘沙門天様【奈良県信貴山:】、弁才天 (弁財天)様【知恵・芸能の神/兵庫県津名郡 大広山:智禅寺】、福禄寿様【大望の神/兵庫県津名郡:平楢山長林寺】、寿老人様、布袋様【兵庫県清荒神清荒神清澄寺】おいおい調べてみても良いかなと思いました。
一緒に居て心安らぐ友人と一緒に山の中を歩き、共に変わらず健勝であることを喜び合い、また再会を楽しみにそれぞれの帰路につきました。人生の上で、友人となる人って、私の場合あまり多くありません。でも不思議なご縁というか、続いている人とは、本当に静かに永く続いているんですよね。友人を鏡に、これからも人に恥じない人生を歩んで生きたいと思います。思いやりがあり、温かい友人との時間に感謝の1日でした。俊は、私の友人だということで、何だか張り切っちゃって、普段と全然違っていたけど、ママの人生の1部を少しでも感じてもらって、思い出に残ると良いなって思いました。

夜、玲君が嬉しそうにカメラで写してくれました。焼けちゃったー!ピーンチッ!凄く暑かったからなあ;今日はパックして寝よう。お顔がヒリヒリしています。
毎年恒例の最上階から見た淀川の花火大会、綺麗でした。1時間があっという間に過ぎました。嘉奏子も指差しながら、色んな表情で「あっあ”−!」と抑揚をつけながら、花火に見入っていました。来年も一緒に家族で見ようね。