込上げる怒り→苦笑→笑っちゃって→降参!


↑これはブロックで、メットオンして、何やら強そうな武器を持って完全武装の俊。しみじみ、ブロックや作りこみの工夫・試行錯誤の作品に才能あるわ〜!と感心する私。写真を写すと喜ぶ俊。
込上げる怒り→苦笑→笑っちゃって→降参!これってどういうことかと言うと、ハッキリと自分は今本当の幸せじゃないんだ。っていうことを確認・認識してしまった私は、どうしたら幸せになれるだろうか?そのロジックに日々悶々としているんだけど、心の端に悲しみが溢れ出そうになる蓋をキッチリ締めていることにも気がついてしまった。それは今まで我慢してきた、膨大な悲しみの入った蓋だと知っている。子どもたちの前では、笑顔!これが鉄則なんだけど、自分が本当は幸せじゃないことに気がついてしまった私は、エネルギーがでなくなってしまった。
日々忙しいから、何とかしのいでいるけど、どんどん込上げてくる悲しみと憤り。いわゆるインナーチャイルドと呼ばれる、子ども時代に開放されず、未解決のまますり返られてきた感情が、幸せになるために、その前に片付けなくてはならない宿題として頭をもたげて出てきた。子どものちょっとしたことなのかもしれない。とにかく腹が立つ。私は何度も同じことを言わせられると腹が立つ性分で、今日は玲君が「はちみつをなめたい」というのを、ご飯前だったからか?理由があって、駄目だよ!と言った。玲君はどうしてもなめたかったんだろうなぁ。
私が気がついたときには、くまのプーさんになって、床一面はちみつだらけ。大瓶の半分を床にこぼして、ねっとりとしたはちみつの上で、照れ笑いしながら、ボクやっちゃったーって顔をしてる。まったく悪気は無くて可愛いんだけど、駄目だよ!と説明したあとだったので、とても腹が立った。言った事を聞かずに、無視して悲惨なことになった。はちみつももったいない。ミツバチは一生かかって、スプーン1杯のはちみつを集めるんだよ。でも目の前にこぼれたハチミツは、大瓶の半分。ミツバチ数百匹の一生分のハチミツが、無駄になっちゃったんだ。
とても悔しかった。憤りが込上げてくる。玲君にではなくて、色んなことを我慢してきた私が悪いのに、憤りの蓋が開いてしまう。
もちろん玲君も叱られる。どなられる。穏やかに叱ってはやれない。私自身、後から後悔するのに。家の中は、私の怒りでいっぱいになる。ちなみに玲君のプーさん事件の後、テレビの横に置いてある植木を玲君が倒してしまって、嘉奏ちゃんの近くまで土がこぼれて、部屋中が土まみれになってしまった。でも注意した約束を守らなかったパターンじゃなかったから、「仕方ないなあ。怪我しなくて良かったね」程度で、怒りは込上げなかった。でもグズグズしていると、「早く片付けなさい!(赤ちゃんにとって、土は危ないものだから)」と怒りに変わる。怒りの大噴火、しばらく続きそう。早く問題を解決しなくては。子どもたちは被害者だ。玲君は我が家に「笑い」を持って来てくれた天使だ。
とても面白い笑いの天才的センスを持ってる。赤ちゃんの時から、ケタケタケタ…と大声で周りを幸せにする笑い声で、けたたましく笑ってた。悪いことをして、叱られて泣いても、許してね〜とか、ゴメンネ〜とか、ママ大好きよ〜とか、そういう仲直りの感情をおどけて表現してくる。今でも小島よしおのおっぱっぴーネタが大好きで、お仕事の人が玄関に来ると、玄関先で出迎えて、エンタの神様で見たネタを披露する玲君。
いい加減にしろー!!!と怒った私も、玲君のゴメンネを見ていたら、つい苦笑してしまい、何度も色々とアプローチされると、笑っちゃって、最後に降参するのは私の方。最後に勝利するのは、笑いのカードを持ってる玲君なんだ。叱らず子育てするには、私が本当に幸せって感じられるようにならなくちゃ。怒りの穴に感情を押し込めて、蓋をしてごまかしていてはいけないんだ。本当の愛をさがすことになるんだろうけど、先ずは経済的にもっと頑張ろう。その内にね。このその内にってのが曲者かしら?でも今は…恋するほど、暇じゃないし、ゆとりもないなぁ。