やっぱり双子


6/10今日の嘉奏ちゃん「大きなお眼めが二重になったー!」今日はとても忘れられない1日となりました。嘉奏ちゃんが生まれて4日目、翌日の脱水症状による39度の発熱も下がって、やっと少し落ち着いたと思った矢先に、またもやトイレへ行って恐る恐る排便した後に、今度は昨夜よりもずっと大きな悪露(おろ)が出口で詰まってしまいました。でも昨日の助産師さんのお話では、悪露だってわかっていたから今度はたくましく自分で引っ張って出してみました。男の人の軽く握った握りこぶしくらいの大きさ(直径18センチくらいかな)両手で持つととても重たい悪露でした。何だか捨てるのも…何かが気に掛かりながらも、「これは悪露だ」と言い聞かせて流した後、異変に気がつきました。私の足の間に30センチ足らずの、明らかに臍の緒がぶら下がっているのを見て、ショックでした。赤ちゃんだ!妊娠初期に「双子だけど、1つは心臓が見当たらないわ」と言われ、他の病院では「吸収されたんじゃないかな?」といわれていた子。
臍の緒も自分で引っ張り出し、流石に捨てられず、ビニールに入れて保管して往診に来られた助産師さんに見て頂きました。「よくぞ見せてくれました。あなたが最初に言った通り、双子の子だね。」やっぱり…
心臓は確認できなかったけど、お腹の中である程度まで成長していたのか?とても神秘の命の物語を想像することさえできませんが、私の中に嘉奏ちゃんと愛奏(まな)ちゃんは確かに一緒に居たという思い、私の両手にのったあの重みを思い出しました。生命は2人居たんだ。トイレへ流したことを悔やみました。生命を授かって、生きて抱くことはできなかったにしても、せめて供養してあげたい。そんな思いでした。