最近子どもに見せた涙


俊を産んでからというもの、涙もろくなりました。イキテル感動を毎日子ども達からパワーをもらいました。
子どものイキテル姿や、日々の成長の中から、毎日発見と感動の連続で、心は常に震えている日々です。
生まれて初めて自分を好きになりました。凄くショウモナイはずのTVでも泣けたりします。うっかり泣き出すと涙は重力にさからわず床に落ちます。
男泣きって言葉があるけど、我ながら大人泣きは恥ずかしくて、子どもには見せたくない気恥ずかしさでキッチンへ逃げたりすることもしばしば。
不思議だな〜って思うことが最近ありました。実は動物が出てくるTVとか、私は必ず泣いてしまうのだけど、私が泣いているのを見た俊は、それまで泣かなかったのに、つられて泣きだしました。
そしてウィルスに冒されて、身体の自由がきかなくなった動物の心を読める人が、その子の心を代弁するシーンでは、大泣きしてしまいました。俊の口からは、「この子どうなるのかな〜?もう動けないのかな?」とか優しい言葉が沢山出てきました。
それまでは恥ずかしくて、子どもの前では泣かなかったんだけど、涙を子どもに見せるのも良いかもしれないな。
俊の素直な涙を見て、優しい心の本音を聞いたとき、そう思いました。
私が涙を見せなかったら、きっと俊はいつも通り泣くことは無く、感情も表には出さなかったと思う。
でも一緒に泣いた。そのことで、お互いにTVのお話と共感して、そのことが会話になって、俊の本音が出てきた。
いつも毅然(きぜん)としていたり、凛(りん)とした表情しか見てないとしたら、子どもの目から見た私ってそういう人になっちゃうよね。
でも等身大を見せた方が良いんだなって、今更ながら感じた瞬間でした。