児童虐待を地域で予防


大阪市が実施している、子育て支援プログラムの1つです。
大阪市児童虐待予防地域協力員養成講座
10/5 研修初日なので、ブログを早目に更新しておきます。
この講座は「大阪市重点事業計画2006-2008」において、未来につながる重要な事業として優先的・重点的に位置づけられているそうです。
平成18年度までに養成講座を終了し登録しているのは400名を越え、主な活動は地域での児童虐待の未然防止に努めることだそうです。
(1日目)
1.開講式…大阪市中央児童相談所の所長
  大阪氏の子育て支援の取組み
  …大阪市中央児童相談所 自動援護担当課長
2.現代子育て事情
  …大阪市立子育ていろいろ相談センター 事業担当課長
(2日目)
3.児童虐待予防と個人情報
  …弁護士 お名前は省略
4.児童虐待の心理メカニズム
  …大阪市中央児童相談所 児童心理司
(3日目)
5.児童虐待のケースに向き合う
  …大阪市中央児童相談所 児童福祉司
6.親に寄り添う
  …女性ライフサイクル研究所
(4日目)
7.障害のある子どもから学ぶ「子どもの心」
  …淡路こども園 施設長
(5日目)
8.子どもの権利〜一人ひとりのエンパワメントを目指して〜
  … Facilitator's LABO
(6日目)
9.「聴く」ワーク
  …子ども情報研究センター
(7日目)
10.児童虐待防止に向けた地域の活動
  …わかくさ保育園 園長
11.修了式…大阪市中央児童相談所 所長
11月半ばまで続くワークへ足を運ぶことになる。
子育てをしている中で、自分は喜びに溢れて日々子ども達の成長に幸せを感じる一方で、いたたまれないニュースも流れているのを知っているし、ニュースになっていない実社会の現状も想像することはできる。
自分が幸せで、ありがたいと日々感謝をしているからこそ、恩返しをしたいという気持ちも徐々に高まっていた。
かといって自分に何ができるのか?経済的に余裕な訳でもなく、自分の「健康」は微妙な波があって、実社会で会社員として働く程度の自信もなかなか持てずにいる自分。
子育てと仕事をしながらの自分の力や時間の用い方にも限界があるように思う。子どもが大きくなるまではショウガナイ。
そんな中であっても、世の中のお役に立てるようなことをしたい。今でなくても将来的にであっても。
そう思って大阪市子育て支援プログラムには関わってきた。
子育て支援サポーターとして、実際に要請があれば、できる限り活動もしている。要請があることは稀ではあるけど。
私にとって、社会の黒い部分と向き合うことは、決して喜ばしいことではないのだけど、多少なりとお役に立てることがあるならばと思う。
こういうプログラムを受講するのは、実際に子育てをしている人よりも、子育てを終えてボランティア精神で、生きがいとかそういうのも含めて、シニアの方が多い。
シニアの人との意見交換では、理想的なことばかりを意見して、現状の子育てからは少しズレた人もいる。
実際に現代社会において、子育てをしているからわかることも、少なからずあるだろうと思っている。
何にしても、虐待を受けている子どもの実態を真正面から知るということは、私自身にとって苦痛を伴うし、挑戦になりそうだと思っている。