お風呂上りの子供たち


だいぶ秋も深まり、朝夕吹く風が冷たくなってきましたねぇ。
お風呂上りって、身体が温まっているからかな?ベッドの上で飛び跳ねて、もの凄く元気。
次男は鼻を垂らしているくせに、服を着るのを拒んで、力強く嫌々するし。
肌ん坊って気持ち良いんだろうね。

玲君を女の子風にしてみました。この子は、ハッキリとした傾斜の垂れ目で、愛嬌もたっぷりでしょ。
いつも女の子?って言われます。そう 100%

俊も玲君くらいの時には、女の子?男の子?って言われていたけど、すっかりと凛々しい表情の男の子になっちゃいました。
俊が丁度、玲君くらいの時に、保育園へお迎えへ行くと、遊びの一環でスカートをはいていて、ビックリしたことがあるの。
最初は、同じ年の他の子が履いていて、ビックリしていたら、先生がね「これは男の子の成長の過程で、みんなやるのよ。」って教えてくれました。
それを観ていたけど、ある日今度はうちの息子が履いていて、やっぱり目の当たりにするとビックリしちゃって(笑)
1週間くらいは、お迎えに行った時に必ずスカートを履いていて、スグに履かなくなったけど、面白いものだな〜って感じました。
古くて経験豊富な保母さん先生は、本当に色々と素晴らしいんですよ。
豆知識だけじゃなくて、本当に色々と教えて頂いたり、ご自身の経験からも教えて頂くことが沢山ありました。
保育園の民営化も進んでいて、丁度長男が卒園する前の1年が、民間委託の移行の年で、色んなトラブルとかあったけど、今の保育は若い人が主流で、経験より会社という感じなので、人間関係が色々あって、保育園の先生もよく辞めてしまいます。
働いているママにとって、多くの時間を過ごして下さる先生が、コロコロ変わったり、職場でのイジメとかあったりすると、やっぱり良くないし、ママたちも敏感に察知しても、中々意見することもできにくい立場だったりして、複雑です。
民間委託前の保育園は、本当に素晴らしい先生に恵まれて、ありがたかったです。
特に核家族化の現代において、経験豊富な相談できる身近な先生の存在は大きくて、そんな人たちが、若い人を育てる保育の職場がなくなっているのは残念です。
若い人ばかりの民間の保育園も、元気があって良いのですが、やはり年の功には勝てない何かがあります。
お洒落な外観と、沢山の決まりごとや、経費削減のためのシステムが民間保育所に見られますが、マナーやしつけ、技術の伝導、ゆとりとか余裕というものが、足りないのは、親がしっかりとしなくてはと、襟を正されますし、責任を強く感じています。
先日、少し大きな中学生の子供を持つお母さんとお話をする機会があって、驚く話を耳にしました。
たまごっちが流行ってた少し前のこと、参観日にみんな首からぶら下げて、音が鳴ったら、糞の処理やら、ごはんをあげるために廊下へ出て、コチコチやって戻って来るんだとか。
結構、モラルのない親が沢山居るから、みんなやってるから気にならないのか?携帯電話も鳴り放題。参観日の参観中には、普通マナーモードだろう!っていうものですが…
親がこれだから、子供もねと言っていました。中学校は、色んな子が集まるから、そこで色んな問題もあるんだよっていう話を聞いて、なるほどなと思いました。
大きくなったらなったの悩みがあるんだなと思いつつ、今の子供たちの社会は複雑なので、心は傍で寄り添って、共に成長していければ良いなと感じました。
最終的には、親子でも人と人の関係だから、親だからとかそういう甘えを持たずに、人間として尊敬される人になりたいと思っています。
そういう地味なことがきっと、子供たちが成長する過程で通る、複雑な子供社会での心の支えになると信じています。
いつまでベッドの上でお風呂上りに飛び跳ねていてくれるんだろうか? ^。^