私たちが住む街(素敵な都)


子育ての環境で、色々と理想を言えばきりが無いと思うけど、私は大阪の福島区が大好きです。
東西南北、関西空港伊丹空港神戸空港、新幹線、交通の便でのアクセスは最高!
更に梅田に近くて(自転車圏内:笑)、高層マンションが次々と建設中ですが、明るくて活気のある商店街もあり、下町情緒が残る人情の厚い地区に住んでいます。
江戸時代の長屋と呼ばれる、お隣さんと壁一枚でくっついている家並みが、沢山残っています。
子供の登下校には、交通も規制されて町内ぐるみで見守り、1年も住めば自然とあいさつが出てくるくらい玄関先に誰か居るような街、自転車でお豆腐だって売ってる(このお豆腐、ただものじゃないの。今までに食べたことのない味で絶品!)
米屋の猫です(18歳くらいだっていう話でした)

話は戻るのだけど、ここは本当に子育てしていて、快適な環境です。新しいマンションも増えているけど、少子化と言われる今、それが信じられないくらい、周りは二人、三人兄弟が居るの(笑)
昨年は福島区出生率(新生児の人口増加)は、最高だったか?何だか?右肩上がりだそうです。
マンションに住んでいると、特に道端で会っても、どこの子ってわかりにくいでしょ。でもあの子、あそこの子だよっ。ってわかってくれているっていう安心感がある。
多分、地元のお祭りを軒先で一緒に観たり、そういう地域の関わりが少しでも開かれているところっていうのは、ありがたい。
ご近所の野田恵美須神社は、大阪の三大恵美須の1つで、お祭りの山車は小学生やらもっと小さい子まで、街中を一緒に練り歩き、元気で楽しいの。
みんな仕事はどうしちゃったの?っていうくらい参加してて、地元の人も道端で応援してるしね、だんじり優先で、警察官が交通整備しているしね、暑いの(笑)
太鼓をたたける子は、小学生から神社の境内で毎晩練習していて、高校生くらいからなのかな〜?おみこしに乗せてもらえるのは…ごく一部の人なんだけどね、多分地元の自治会の方とかの指導で、お祭りまでの1ヶ月くらい前から、毎晩夜9時まで数時間を練習しているの。
そんな太鼓の音を毎晩聞いていると、あのリズムが自然と身体に染み込んでくるよね。うん。自然とここが大好きになってしまった私。大阪在住8年くらいだけど、ココが永住の地と決めてます ^。^
【歴史的にも面白いのが大阪市福島区】(以下一部を大阪市福島区のホームページより抜粋)
福沢諭吉誕生の地
「天は人ノ上ニ人ヲツクラズ、人ノ下ニ人ヲツクラズ」の言葉で知られる、おなじみ一万円札の顔→福沢諭吉は、天保5年(1835年)豊前中津藩士福沢百助の兄1人、姉3人の5番目の末子として、同藩大坂蔵屋敷(旧阪大病院跡)のこの地で生まれた。
 天保7年6月、福沢諭吉は生まれて1歳6か月のとき、父百助を亡くし、母と兄姉4人とともに郷里中津に帰郷し、19歳まで過ごした。大分県中津市ではその家を諭吉ゆかりの地として顕彰し、記念館を併設して現在一般公開している。
 福沢諭吉は幼年から漢学を学び、英才ぶりを発揮したが、兄の勧めで蘭学を志し安政元年(1854年)に長崎に遊学した。
翌年、帰阪して緒方洪庵適塾に入門し、塾長をつとめるまでになり、のちに藩の招きで江戸へのぼり、中津藩奥平邸で蘭学塾を開き、子弟の教育にあたるかたわら英学の独習も始めた。
その英語の語学力を見込まれて、勝海舟らと共に咸臨丸に乗り込み米国に渡るとともに、欧州6ヶ国を見聞して帰国後は、慶応4年(1868年)慶応義塾を開設した。
また「学問ノススメ」を発刊するなど、時代を象徴する思想家として名を残した。その福沢諭吉誕生地を示す碑が、旧大阪大学附属病院跡にある。
大阪市福島区の花(野田藤)
古来よりこの付近には藤が群生していた。
貞治3年(1364年)室町幕府の2代将軍足利義詮が藤の花見におとずれて「いにしへの ゆかりを今も紫の ふじなみかかる野田の玉川」と詠んでいる。
また、文禄3年(1594年)には太閤秀吉も千利休曽呂利新左衛門を供にして藤の花見におとずれ、ここで茶会を開いたと言われている。
江戸時代には一時期、野田藤も衰退するが、その後ふたたび゛吉野の桜"゛高雄の紅葉"と並び称されるほどの藤の名所となったようである。 
野田藤の名の由来は、明治になって植物学者牧野富太郎博士により「ノダフジ」と命名されたことによる。一般のヤマフジは「つる」が左巻きなのに対し「ノダフジ」は右巻きなのが特徴である。
明治以後、野田藤は衰え、一時はほとんど絶滅したような状態であったが、福島ライオンズクラブが中心になって藤の再生運動を行い、昭和46年藤家に残っていた古木につぎ木を行い成功した。
今では区内各所で春には野田藤を見ることができるようになり、「区の花」に指定されている。
実はこの野田藤の花弁をモチーフに、福島区のマスコットキャラクター「フッピィ」をデザインして採用されました。
藤の花って、おいらんの髪飾りになるほど華やかでしょ。でも1粒1粒の花弁は、とても小さくて可愛いの。
あの1粒1粒の花弁を、これから育っていく子供たちに見立てて、みんなで力を合わせることで、大きな力になるイメージで描きました。
子育てが快適な街、一人ひとりがつながって、華やかな力強くてしなやかな街であり続けて欲しいという願いがこもっています。
この度、新庁舎が完成して、記念式典に呼んで頂いていました。実は次男のお熱で、てんてこ舞いだったので、私はすっかり1週間間違えていて、無断欠席してしまって、せっかく子供に見せてあげれる良い機会だったけど、すっぽかしてしまっていました(スイマセンでした;)
ボランティアですが、これからも区の広報誌に使って頂いている、フッピィが、街の活性化のお役に立てるように、身近なキャラクターになるように、色んな表情や仕草をデザインしていきたいと思っています。
ノビノビとした子育て、という私のポリシーが、このキャラクターデザインにも反映されています。

  • その他にも、色々と歴史を感じる街一例-

【 区内神社めぐり 】
恵美須神社 玉川4-1-1 その昔より漁業中心の地域であったため、毎年1月の十日戎には多くの参拝客で賑わうが、夏祭には地車・太鼓・鯛鉾の巡行が行われるなど地元の氏神として信仰をあつめている。
☆八坂神社 海老江6-4-2 あの京都の八坂神社とゆかりは?
☆福島天満宮 福島2-8-1 菅原道真少彦名命を祀って、玉川1丁目に天神社として残っている。
【 文化財 】
野田城跡伝承地 ・・・ 大阪市顕彰碑
★羽間文庫(はざまぶんこ)
★ミナミ(株) ・・・ 国登録文化財 [建造物]