子供たちの個性


出産って本当に不思議ですよね。後になれば、もうあの痛みを思い出せない。身体にも記憶が残ってないんです。私は二人の息子に恵まれて、2度の出産を経験しましたが、それぞれの出産が思い出深く、素晴らしい経験をさせて頂きました。

同じ兄弟でもそれぞれに個性が違っているというのは、子育ての中でも楽しいポイントです。
この子は、どんな子なのかな〜?ってよーく見る。観察すると、赤ちゃんの内から、クセを持っていたり、毎日新しい発見で親は大喜びするんです。

発見して喜び、写真に収めては温め、彼に話しては喜びを分かち合い、毎日もう大変なんです。

                                                              • -

玲君は生まれてスグに水痘(みずぼうそう)に感染。生後2週間で発症他、通常なら生後6ヶ月は母乳の免疫力で発病しないといわれているけど、2ヶ月くらいの時にまたもや高熱。

発熱するってことは、身体の中で免疫を作ろうとして戦っている訳で、1週間ずっと38度代が続いたら、大人ならヘロヘロになるのに、子供のパワーって私たちが考えるよりずっと凄い!強いんだって、子育ての中で知りました。こういう時は、本当に大変だし、子供がしんどいのを見るのは辛いんだけど、「凄いな〜」とかって、感心している自分がいるんですよね。

黄砂が吹けば、喘息になり、1才で帯状ヘルペスにもなるし、毎月1週間は風邪で保育園を休んでいます。
首を傾げるお医者さん。この子大丈夫かな〜?って思ったこともありました。結局帯状ヘルペス(通常小さな子は発症しないような病気)を発症した時に、お医者さんもまさか?って思うから、オムツかぶれです。って診断されたり(そりゃないでしょう。失笑)

4件ほど、病院を転々として、治りかけの頃に、帯状ヘルペスだっていう診断をして下さった先生が、免疫系がちょっと弱いかな〜?ということで、紹介制の大阪市医療センターを紹介してくださって、検査することになりました。

結局、弱いかもしれないけど、大丈夫。ってことで、個性の範囲だと理解しました。

                                                                • -

長男はとても強い健康的な子で、次男はちょっと免疫が弱いみたい。それぞれの個性です。
長男は切れ長の二重(ふたえ)で男前、次男は急勾配の垂れ目で優しいお顔(生まれてこの方、女の子?としか言われたことが無く、親もまたそれを楽しんでいる)

男前のキリッっとしたジャニーズ系の長男は、今まで3度くらいかな?スカウトの声も掛けて頂いたことがあり、決して親バカではないと思っていますが、外見とは裏腹に、優しくて、よく気が利いて、ひとりでごっこ遊びができたりするし、繊細で女の子っぽい感じ。

反対に次男は、女の子らしい外見とは裏腹に、図太く、しっかりというかちゃっかりしていて、次男らしい要領の良さも持ち、小さいなりにしたたかな策略家と思える賢さがある。
主張する時は豪快であるし、デーンとしている。もし今ふさわしい名前に改名するなら、西郷ドンですな。でも外見は女の子っぽいんだから、神様のイタズラか?

外見の見た目も個性たっぷりの二人。

                                                                • -

玲君(次男)は良く笑うの。ケタケタケタケタって、本当に大人になって大笑いすることって毎日どれくらいあるだろうか?見ていたら、腹筋を震わせて、お腹の底から笑うってこのことだ〜って気が付いたくらい。笑顔は人を巻き込んで幸せにするねぇ!

俊(長男)は笑わせる人。保育園でお笑い好きの子が4人居て、お友達の影響なんだよね。今までは親子でって感じだし、ママ大好き〜っていうのが1番だったんだけど、4歳くらいってお友達と一緒にっていうステップに上がってきてて、ママ大好き〜なんだけど、お友達の前では格好悪いことはできないわけ(笑)可愛い背伸びしているの。

お友達が「おっぱっぴぃ〜☆」ってやれば、お風呂上りは裸で家のベッドの上でやってるの。でも連絡帳に「お家で、おっぱっぴぃ〜☆をして玲君を笑わせています。」って書いといたよ。って言うと、「いや〜!それは内緒なの〜!」って激しく抵抗するし、OH〜!複雑だねぇ〜この成長振り。ママはまた俊の成長を見つけて、ほほぅ!と関心しているところ。

                                                                • -

子育ての楽しみは、こういう些細なところにある訳です。
この毎日の、ちょっとした発見っていうか、この感じを文字だけで表現すると…

会社の机の上にね、5年前にもらったサボテンがあって、ある日出勤すると、花が咲いてた!っていうビックリ感ね。「アレッ?お前、花とか咲いちゃうんだったの?」っていうビックリ。
子育てにおいては、これくらいのビックリが、毎日、数時間おき、時には毎分起こるわけ。
面白いよね〜。

                                                                • -

ところで 玲君の体質が虚弱っていうところで、健康には気をつけています。私自身美容と健康の為にしていることでもあるんだけど、1番効果を実感したのは日田天領水でした。
実は飲み始めてもう6年くらいかな?でも丁度玲君出産の時、私も産後がかなりヤバイ状態で、赤ちゃんを立って抱っこできないくらいだったの。身の回りの世話とか、他の方に来てもらってお願いしたりしてたくらいで、お水の定期購入も丁度終わっちゃって、しばらく普通に売られているミネラルウォーターで過ごしていたのだけど、玲君の病気やら、病院周りやら、色んなことが少し落ち着いた1才位の時に、あーお水買わなくちゃ。って思って再開したら、以前より症状もマシだと思えるし、鼻を垂らしたら即 高熱!ではなく、鼻が垂れても発熱に至らなくなった。
丁度体力もついてきたんだろう。って言われれば、それまでだけど、私の身体の疲れも一緒に癒えていっているのがわかるから、日田天領水は良いお水だと改めて思ったわけ。
人間、自分が病気して弱っちくなると、おばあちゃんの気持ちやら、色んな人の気持ちがわかるようになって良いよね。

私も昔はテコンドーやら水泳やらジムに通ったり、身体のバネには自信があったけど、次男の出産で全てゼロになりました(笑)出産って大事業です。女に生まれたんだからね、1度は子供を産まなくちゃって思ってたけど、やっぱり兄弟が必要でしょって思って2度目の出産も経験してね。

仕事も好きでやりがいもあったし、上司にも声を掛けてもらってありがたいことだったけど、祖母の看護をしたくて、末期癌だったから、最後の親孝行を理由に退職。
今まで色んな楽しいことや、前向きな性格だから、全てにやりがいも感じて生きてきたけど、子育てほど自分の意のままにならず、ハプニングや、ドキドキ感に襲われる、意外性の多い日常はないんです。
恋愛も良いけど、所詮はのぼせている状態だからねぇ。夢が覚めれば(笑)
私の理想としては、ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーかな。あの人たちは、文句無く格好良いよね〜。