祖母のエピローグ

自分の体調のことや、俊が一人で夏休みを過ごしていることや、毎日の様々な流れや、勉強している内容と応用して仕事の下準備をしたり、1週間の変動的なスケジュールや、管理していくことでイッパイいっぱいな日々を送っています。
今日は夕方、弟から電話があり、「加寿子おばあちゃんが、あまりよくない。すい臓癌から転移して、子宮癌やetc・・・痛みをごまかすために、今日からモルヒネの投与を始めたらしい。」と
弟から電話が入った時点で、ある程度の覚悟をしていたので、最悪の結末ではなかったことに、少しホッとして胸をなでおろした。
前回話に聞いたときは、母からの電話だったので、あまり感情が動かなかったけど、弟からの電話で「看護婦さんから、そろそろお葬式の準備も考えておいた方が良いと思います。と言われた」ということで、祖母の人生を振り返って、心の中でお別れをして、寂しさと悲しみがあふれてきました。
パパの父が亡くなった時もそうだったけど、それぞれの人生の上で築いてこられた功績を考えると、偉大な人生を送ってこられた、大変な時代をがんばって生き抜いて来られた、そんな祖父母の人生に思いを馳せ、「感謝とお疲れ様でした。」という敬意の念と、「もう交流が無くなってしまう、人生の師とのお別れの寂しさ」などで胸が詰まりました。
未だ生きてはいますが、もう人格は無いようです。モルヒネの投与で、幻覚も見るでしょう。現実との交流はもう無いと思うと、早く楽にしてあげたい。偉大な祖母の最後の姿を、病床の記憶にしたくはなく、会いにいくのはよすことにしました。
子供のころからの祖母の思い出は、いずれブログにも書き残していきたいと思っています。でも今は、静かに今の私にできる最大のことをしていきたいと思います。